適用対象者

贈与というのは、贈与する側が、自分の所有財産を無償で相手方に与えること意味します。

自分の財産を他人に与える方法はいくつかあります。
相続と呼ばれている方法だと、自分が死亡することで、家族や親族への財産を分与するものです。
あるいは、遺言書で法定相続人以外に財産分与を指定することを遺贈と申します。

そして、まだ生存中に財産を与える、もしくは財産分与その契約を結ぶことも、贈与と称しているのです。
大きな違いは、遺贈と相続は、人が亡くなった後に財産の引き継ぎが始まるのですが、贈与は、生前に財産の引き継ぎを行うというところが異なっています。
さらに、相続時精算課税制度が設けられていて、65歳以上の親から20歳以上の子供、あるいは、もし子供が亡くなっている場合は20歳以上の孫への贈与が適用対象贈与となります。
この制度は、父母ごとに別々の選択が可能です。
ですから、父親からの贈与は相続時精算課税制度を利用して、片や母親からの贈与は暦年課税制度を利用するという手法も認められています。
ただし、一度、相続時精算課税制度を選ぶと、その贈与者に関しては暦年課税制度には戻れないので注意が必要です。
受贈者側としても、十分に検討したうえで選択すべきです。

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